もしもの「備え」大丈夫?

もしもの「備え」大丈夫?

◆第3回防災ぬり絵コンテスト開催

色とりどりの力作揃いがズラリ!

防災ぬり絵コンテストは、子どもから家庭全体への防災意識向上を目指す取り組みの一つです。市内の幼稚園・保育園の年長児を対象に募集。今期は応募総数が過去最高を記録!なんと1000点を超える応募があったのだそう。
中区の市民ギャラリー栄では、1月16日~21日の期間、全応募作品の展覧会が開催されました。

◆防災アイドル「そなえ・まい」ちゃん♪

まいちゃんの誕生日は、陸前高田市との「絆の日」3月23日。
特技はローリングストック、地震に備えた家具の固定 ☜さすが防災女子!

名古屋市防災広報アンバサダー「そなえ・まい」ちゃん。愛らしい見た目と魅力的なパーソナリティーで、情報を分かりやすく、みんなが楽しみながら防災について考える機会を提供しています。

◆陸前高田市と名古屋市の「絆」

名古屋市と陸前高田市の中学生が防災意識のエール交換

名古屋市と陸前高田市の縁は2011年の東日本大震災。名古屋市は震災直後から物資やボランティアを送り支援活動を展開。交流イベントやプロジェクトなど、被災地の復興に協力しました。この経験はお互いの絆を深め、共に未来への一歩を踏み出す力となったのは広く知られています。東日本大震災を知らない若い世代に変わっても「防災・減災」という共通テーマを通じ、繋がりが持続していることがわかりました。

◆名古屋市長も危機感
「防災はみんなで考えてかなかん」

名古屋市長だけでなく、多くの大人がぬり絵から子どもたちのさまざまな想いを感じとろうとして丁寧に観覧していました

ぬり絵の原画は、そなえまいちゃんがアイドルらしいかわいいポージングをキメめている画だけでなく、地震で机の下に避難している場面や、外壁が崩れている場所から避難する場面など、様々なパターンが用意されていたようです。
ぬり絵らしく綺麗に色付けされている中に、グラグラ揺れている様子を線で描き足したり、わざと線から色をはみ出して破壊の威力を表現したり、まいちゃんが涙する様子で災害の怖さを表すなど、子どもたちそれぞれが災害について考え、巡らせた想いを描いている作品が多く、見応えがありました。
名古屋市長も子供たちの想像力や表現力に感心しきりの様子。1枚1枚説明を受けながら丁寧に観覧され、幼少期から防災意識を培うことの大切さを再認識しつつ、こうした防災企画の取り組みについて手応えを感じている様子がうかがえました。

◆ペットは家族
「一緒に避難できる環境を」

人とペットの共生サポートセンターブース:災害時のペットの避難についても熱く語る河村たかし名古屋市長

ペットと飼主が離れ離れになると、ペットが衰弱・死亡する恐れや、繁殖し、人の安全や生活環境を悪化させる恐れがあることから、こうした事態を防止するためにも『ペットとの同行避難が必要』という考えを名古屋市公式HPでも表明しています。これまで実際に被災したペットたちの状況などのリアルな状況を知ることもでき「飼い主」の皆様に役立つ情報が満載。ペットも大切な家族。共に避難するには日常からやっておくべきことなどをわかりやすいパネル掲示で学べるブースとなっていました。

◆第3回防災ぬり絵コンテスト表彰式

1月21日(日)中区役所ホールにて開催された表彰式の様子を動画でご覧いただけます。

壇上では少し緊張した様子の子たちも、賞状を受け取るとみんなとても誇らしげで素敵な笑顔がいっぱいでした。

◆第3回防災音楽フェスティバル♪

防災音楽フェスティバルも同日開催。音楽は人々の心を動かしやすく、感情を高める力があります。その力を活かしたステージパフォーマンスは、来場した多くの人へ防災の大切さを楽しく伝えていました。

器楽演奏や合唱、ダンスなどで防災イベントを賑やかに♪そして、華やかに盛り上げていました

【参加校・団体】
・第三幼稚園バンド・あずま中学校・豊正中学校・前津中学校・駒方中学校・桜田中学校・一色・長良・宝神中学校・港明中学校・守山北中学校・長良中学校・ポッカレモン消防音楽隊・名東高等学校・桜花学園高等学校・若宮商業高等学校

■主催者情報

名古屋市防災広報アンバサダー
そなえまい
防災啓発ソング「備えよう名古屋みんなで」
ラジオ番組Mid-FM76.1毎週火曜17時(再放送土曜11:15)

特定非営利活動法人防災自助普及委員会

〒467-0025
愛知県名古屋市瑞穂区松栄町2-54-2

取材を終えて

防災をもっと意識しよう】
大地震が起きると言われ続けているエリアに住んでいながらも、やはり日常の中で「防災意識」というのは忘れがち。どこかで災害のニュースを見た時、台風が来た時、9月1日・・・だいたい「防災」を意識するきっかけや時期はこんなところだろう。だがしかし!「何かが起きた時」被害を最小限に抑えるためには「備える」ことが…大事というよりも、実は「備えておく」ことが全て。それしかない。防災イベントへの参加は防災意識向上実現に向けた第一歩。楽しく防災について学ぶことができ、お土産付き特典がたまにあるのは意外な喜びポイントだ。ぜひファミリー世帯だけでなく、お一人様や、子育てを終えた私のようなミドル世代、災害時に危険リスクが高いご高齢の方など、全世代が積極的に参加すべきだなと感じました。いつ起こるか分からない「その時」にそなえよまい

事務局(ライター):TANAKA

事務局の最東端にデスクを構えるスタッフ田中
相棒『FUJIKO』とともに名古屋市内を駆け巡る
かの有名なドラマの名言
「事件に大きいも小さいもない!」
そんな青島イズムをモットーに
「エンタメに大きいも小さいもない!」
の心意気で様々なイベントを隈なく突撃させていただきます!

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