名古屋の街がフィールドに!「ロゲなご2025」で観光×スポーツの秋を楽しんできました

名古屋の街がフィールドに!「ロゲなご2025」で観光×スポーツの秋を楽しんできました

秋晴れの心地よい風が吹く2025年11月22日(土)。

愛知県体育館で開催された「第8回 ロゲイニングinなごや(通称:ロゲなご2025)」に参加してきました!

「名古屋の街全体がスポーツの舞台になる」というこのイベント。今年で8回目を迎え、日本最大級の規模を誇ると聞いては、イベキャン+として参加しないわけにはいきません。

今回は、実際に街を巡って体感した「ロゲなご」の魅力を、熱気あふれる現地の様子とともにレポートします。

そもそも「ロゲイニング」って?

聞き馴染みのない方もいるかもしれませんが、ロゲイニングとは、配られた地図をもとに、エリア内に設置された多数のチェックポイントを制限時間内にできるだけ多く回り、得られた点数を競うナビゲーションスポーツです。

「ロゲなご」の最大の特徴は、公共交通機関(市バス・地下鉄)の使用がOKという点!

参加費には名古屋市交通局の「ドニチエコきっぷ」が付いているため、走力だけでなく、「いかに効率よくバスや地下鉄を乗り継ぐか」という頭脳戦も重要な鍵を握ります。

スタート地点の愛知県体育館へ!

ロゲなご2025集合風景
会場に着いたら記念撮影する人も

会場となる愛知県体育館には、動きやすいウェアに身を包んだ参加者たちが続々と集結していました。

今回用意されたのは、以下の2つのコース。

  • サクッとコース(制限時間3時間)
  • 満喫コース(制限時間5時間)

ガチ勢のソロランナーから、地図を覗き込む親子連れ、お揃いのアイテムを身に着けたグループまで、総勢約1,400名もの参加者が集まり、会場はスタート前からお祭りムードです。

いざ、作戦タイム!地図読みが運命を分ける

スタート前に地図とチェックポイント一覧が配られると、会場の空気が一変。チームごとの「作戦タイム」の始まりです。

配られた地図には、名古屋市内の名所旧跡から、「こんなところ知らなかった!」というマニアックなスポットまで、大小様々なチェックポイントが記されています。

遠くのポイントほど高得点かと思いきや、近場でも見つけにくい場所には高い点数がついていたりと、配点も絶妙。

「まずは地下鉄で一気に南下して、高得点エリアを攻めよう」
「いや、バスの時間を考えると、このルートは危険かも…」

あちこちで真剣な議論が交わされます。この「ルート戦略」もロゲイニングの醍醐味のひとつです。

10:30 スタート!名古屋の街へ飛び出す

ロゲなご2025スタート!
走り出す人もいればゆっくり自分たちのペースで進む人も

カウントダウンが始まると、会場の熱量も一気にアップ。
「スタート!」の声とともに、参加者たちが名古屋の街へいざ出発!

私たちも地図を片手に、まずは名古屋城周辺のチェックポイントを確認。ひとまず行先を名駅に決定し、地下鉄名城線の名古屋城駅へ向かいました。

観光だけじゃない、発見の連続

チェックポイントに到着したら、見本と同じアングルで写真を撮ることでポイント獲得となります。

JRゲートタワーから望むリニア中央新幹線の工事現場
チェックポイントのJRゲートタワーから望むリニア中央新幹線の工事現場

「テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)」や「大須商店街」のモニュメントなどはもちろん楽しいのですが、個人的にグッときたのは、普段なら通り過ぎてしまうような高い位置からしか確認できないリニアの工事現場や商業施設内の目印などがポイントになっていたこと。

ミッドランドスクエアのスカイプロムナード
高めのポイントがゲットできたミッドランドスクエアのスカイプロムナードの入場口

「へぇ、ここにこんなお店があったんだ!」

名古屋の新しい一面を知ることができるのが、このイベントの素晴らしいところです。

公共交通機関を駆使する面白さ

途中、地下鉄のホームで他のチームを見かけると、「次はどこへ行くんだろう?」「あっちのエリア攻めたのかな?」なんてことが気になったりしました。

ドニチエコきっぷを使って改札を通り抜けると、まるで街全体を使ったリアルRPGをプレイしているような高揚感がありました。

ゴール後もお楽しみは続く!

ロゲなご2025ゴール地点
設置された大きなストップウォッチの時間を撮影してゴールを確定!

制限時間まで余裕を持って愛知県体育館へ帰還!

初めて参加したのもあって、行きやすくてポイントを稼げる場所に絞ってチェックポイントを押さえたコース選択にしていました。

最後までゆとりを持って楽しみながらゴールへ。

参加者の皆さんの表情も、疲労より笑顔が勝っているのが印象的でした。

「あっという間だった!もっと回りたかった~!」
「やれるだけやった!楽しかったね~」

そんな声があちこちから聞こえてきます。

みんなが待ちに待った表彰式

ロゲイニングを終えた参加者達の次の楽しみは、そう、表彰式です。
みんな自分が獲得したポイントや受賞できたかどうか、気になる様子。

ロゲなご2025ゲーム風景
ポイント集計の結果を待つ間に開催されたゲーム大会

とはいえ、参加者が約1,400名ともなれば、獲得したポイント集計には時間がかかるのは当然です。
その結果を待つ間、全員参加型のクイズ大会が行われ、待つ人たちを飽きさせないコンテンツが用意されていて、最後の最後まで楽しめるイベントでした!

ロゲなご2025授賞式
授賞式の様子

後日談ですが・・・

私たちイベキャン+は、なんと「敢闘賞」をいただきました!
まさかの結果にびっくりしました。

ロゲなご2025敢闘賞
敢闘賞の賞品

上位の成績で表彰された方たちだけじゃなく、参加したみんなが何かしらの賞に選ばれるチャンスがあるのも嬉しいですよね。

他にも、当日撮影した写真をSNSにアップするとSNS賞に選ばれるチャンス✨
SNS賞は後日発表される予定だそうです。

街を楽しむ最高のスポーツ体験

今回「ロゲなご2025」に参加して感じたのは、スポーツと観光の相性の良さです。

ただ走ったり歩くだけじゃなく、地図を読み、頭を使い、電車に乗り、街を見る。
ファミリーでもガチ勢でも、それぞれのペースで「自分だけの冒険」が作れる素晴らしいイベントでした。

来年の開催はまだ未定ですが、興味を持った方はぜひ次回参加してみてください。
いつもの名古屋の景色が、きっと違って見えるはずです。

イベント概要

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