2024/01/05 (金)
パワフルに謹賀新年!
老若男女全世代が大興奮!ドキドキワクワクの30分でした!
1月5日金曜日、名東文化小劇場にてお客様感謝DAYとして入場無料で楽しめるイベント『松の内だよ!全員集合!スピニングマスターズの謹賀新年!』が催されました。
2009年ふくやま大道芸グランプリ受賞
東京都ヘブンアーティスト
ポップアップ名古屋ライセンス所有
第4回アリオ川口大道芸グランプリ優勝
第3回ラグーナ杯パフォーマンスコンテスト優勝
(他多数)
この日が「仕事始め」という人も多かったのではないでしょうか。かくいう私もその一人。2024年の最初の仕事がスピニングマスターズの取材とは!まさに「こいつぁ春から縁起がいいや」〜と現地へGO♪
辰年の幕開けは
スピニングマスターズ
セイバードラゴンで開運招福!
(名東文化小劇場企画担当 しばたさん)
平日の昼間ということもあり、客席は元気な高齢者層と、未就学児の小さなお子ちゃまがいらっしゃるファミリー層。ショーが始まると全員が手を胸に当て、ハラハラドキドキワクワクしながら、パフォーマンスに見入っていました。技が決まるたびに「おおっ!」というどよめきと拍手が沸き起こり、会場は大盛り上がり‼︎幼い子達は足もバタバタさせながら大興奮!大人たちも少年少女のように目をキラキラさせて楽しんでいる姿にほっこり♪
世代を超え全ての人が笑顔になれる、ダイナミックで素敵な新春イベントでした。
(事務局ライター 田中)
目次
1.弟ケイタの活動休止
家庭を持ちお子様を授かり「父親」となった時、就職を決意。これは大道芸に限らずアーティスト全般における「継続の壁」としては「あるある」な理由。
●「兄弟」というPRポイントを失うことは大きかったのでは?
ヒロヤ:ケイタが辞めると聞いた時は本当に悲しかったし残念に思いました。でも理由も気持ちもよくわかるだけに、引き止めることは家族の誰もできませんでした。ただ、いつでも戻って来て良いからというのはその時伝えましたね。…伝えつつ、同時にいつでも還れる場所をこれから僕が守らなきゃいけないんだというプレッシャーも感じていたと思います。
●ケイタさんに質問ですが…活動休止中、ショーをやりたくなりませんでしたか?
ケイタ:まずは生活を安定させることだけ考えていました。大道芸から離れて、新しい仕事に慣れるまでも大変で、あっという間に毎日が過ぎました。実は大道芸から離れていた7年間、練習どころか道具に触れることすらできませんでした。そのくらい必死でした。
●ケイタさんの状況はわかります。僕も昨年、アマチュアとは言え 16年間続けて来た活動に区切りをつけたので。芸人人生とリアル 人生の両立は身体が一つしかないだけに難しさはありますよね。 大人になるにつれリアル人生の責任ってどんどん重くなりますし。
ケイタ:本当にそうですね。環境の変化で優先順位って変わりますよね。
2.兄ヒロヤ ソロ・デビュー!
●ヒロヤさんに伺います。これまで兄弟で展開してきたショーを 「OK!ヒロヤ」ひとりで、ということになり寂しいとか悩むこととかはありましたか?
ヒロヤ:寂しいというか…やるしかないというか…やらなきゃという思いはありました。
●一人になったことで、これは大変だったということを教えて下さい。
ヒロヤ:これまで掛け合いでやっていたところを独り語りに変え、それに合わせて導線や曲も変更。単語一つとっても「僕たち」というセリフを「僕」に直さなきゃいけない。一人しかいないのに、つい「僕たちは…」と口から出てしまって「しまった」と思うことも多々ありました笑。後は全体のリズム。一人になると自由にマイペースでできる利点はありますが、技と技の間の時間も自分で繋がなきゃいけない。長年染み付いた内容を組み直す大変さと、実際にライブで身体に慣れさせる大変さという2種類の苦労がありました。
●他の芸人さんと組む案はなかったのですか?
ヒロヤ:スピニングマスターズは、兄弟というだけではなく、音響全般が父で、プロデュースやディレクションが母、僕たちが演者という構成なので、他の誰かを入れるというのは考えませんでしたね。
■その構成、うち(KOHARU亭)と全く同じです笑!兄弟だからこそ の阿吽の呼吸って存在しますよね。スタッフ全員が「家族」だと 打ち合わせも楽だし「一座」独特の安心感もありますね。
3.エンタメ業界の危機!コロナ禍はどうしてた?
●「収入の安定」と言えばその後、エンタメ業界は大変な状況になりましたよね。コロナ禍はどうしてましたか?
ヒロヤ:本当に出演するはずのイベントも大会も全部中止になって。外出もできないのでひたすら家で自粛生活していました。その自粛生活でちょっと体重が増えてしまって…もちろん練習はしていたんですけどね。そしてなかなか戻りません(苦笑)
●いかに普段の大道芸ショーは体力を消費するかよくわかりますね(笑)!
●コロナ禍のケイタさんは?
ケイタ:そうですね。あの時はもう就職していました。芸人1本だったら大変だったかも、と思っています。
●まだコロナ禍だった2021年にケイタさんが復活!コロナで低迷するエンタメ界を見かねて…?など何か心境の変化があったのですか?
ケイタ :心境の変化というよりも、その頃ようやく生活が落ち着いたという環境の変化が大きいと思います。あとは、ありがたいことに「兄弟で」という出演依頼を結構いただいて…。じゃあもう一回やろうかな、と。ただし、2021年の出演はその1回だけだったと思います。限定復帰的な感じでしたね。
4.ちょんまげケイタ本格復帰!
●ケイタさんに伺います。7年ぶりということで…スッと芸の勘は戻りましたか?復活前にめちゃめちゃ練習しましたか?
ケイタ:7年間1回も触ってなかったのに…できましたね・笑!案外身体が覚えているもんだな、と。めちゃくちゃ練習したのは大道芸の技ではなく兄弟掛け合いの「間」です。LIVE感覚は鈍っていました。(苦笑)
ヒロヤ:あまりにもスッとできちゃったので、驚くとかよりちょっと悔しかったです。7年継続していた僕とさほど技術に差がなくて…え?できちゃうんだ?みたいな。(苦笑)
●復活時の話を詳しくお聞きできればと思います。まずヒロヤさんに。7年間ひとりで活動を盛り立て支えてきた兄としては、復帰しようかなという話を聞いた時どんな気持ちでしたか?
ヒロヤ:めちゃくちゃ嬉しかったです!こうしてハッキリ言葉にするのも、本人に伝えるのも初めてですけど、本当に何よりも嬉しかったです!
(横で聞いていたケイタさんは照れ笑い)
5.芸との向き合い方
●スピニングマスターズさんは炎を使うなどデンジャラス度が高い技が多いですが、怖くないですか?「失敗したら…」とか「今日は不調だから大丈夫かな」とか不安になることはないですか?
二人:全く怖くないですね。慣れなのか麻痺なのか…緊張もしません。失敗を考えることはまずありません。案外「無」の境地でやっています。ショーの間は、進行以外のことは本当に何も考えていないかも。技は考えなくてももう身体が覚えているんだと思います。(※二人とも同じだそうです)
■まさに「身体に染み込む」まで訓練しているということですね。どれだけ練習やステージ数をこなしているのかがよくわかるエビソードだなと思います。だからケイタさんもブランクがあったけど、違和感なく技ができたのでしょう!基礎を固める大切さも再認識しました。
6.芸へのこだわりは楽しんでもらうを追求
スピニングマスターズといえば、リズミカルなじょんがらのノリノリサウンドと、映え度が高い発光道具たち。これらは完全に一から制作する物もあれば、既存のものに手を加え、オリジナルに改良することもあるという。それは「プロとしてどう見せたいか?」よりも「どうすれば楽しく見てもらえるか?」というお客様視点に重心を置きショーを創り上げているからこその大事な手間。『ショーはその場に居合わせた全員で創り上げるもの』このエンタメの真髄を、経験で熟知していらっしゃるお二人らしいこだわりを聞くことができました。
7.コロナ明けフィーバーの波に乗って♪
●コロナ時代を過ごして多くの人がライブの素晴らしさに気付いたのではないかと思っています。コロナ明け元年となった2023年は特に野外イベントがどこも大盛り上がりでした。このフィーバーは2024年も続くと思います。そんな今だからこその「新しい挑戦」は何かあったりしますか?
ヒロヤ:新しい技とか、新しい何か…とか、新しいことは今は考えていません。ケイタも戻って来ましたし、これまで年月をかけて作り上げて来たパッケージをさらに創りこんでいくという作業です。もちろん「同じで良い」とは全く思っていなくて、今年も「現状のもの」を「パワーUP」させていくそんな積み重ねの1年にしたいと考えています。
●コロナも明け今年もステージの日々だと思いますが、コロナ前と変わったなということはありますか?
ヒロヤ:お客さんについてとかではなく…年齢的なものかなと思いますが、以前は真夏でも1日に5ステージとか全然平気だったのですが、昨年の夏は3ステージでけっこうダメージ感じたりして…。やはり体力的な衰えは出始めているかなあと思います。
8.今年の抱負
●「2024年はこれだけは絶対やるぞ」という目標をぜひ教えてください。
ヒロヤ:大好きな沖縄にずっと行けてないので、今年は必ず行きたいです…行きます!(宣言)
ケイタ:復帰して、まだガッツリ活動はできていないのですが、今年はもう少し出番は増やせそう。
生活の基盤は落ち着いたので、この安定を保ちながら…スピニングマスターズのちょんまげケイタとして、組織で働く会社員として、家庭を守る鈴木啓太として…この3足の草鞋をきっちり履きこなしつつ、多くの人に喜んでもらえる芸をお届けできるよう今年も頑張ります!
~インタビューを終えて~
15年経ってもスピニングさんのパワフルさはそのまま。そう!このパッションこそがスピニングマスターズ!特にお兄さんの、OK !ヒロヤさんが纏う「アツい男」感は、決して髪の毛が赤いからだけじゃない!笑!年齢を重ね、芸にも(身にも?)貫禄がつき、より迫力が増していました。弟のケイタさんは、以前よりクールなイメージに。違う世界に飛び込んだことで、違う角度からの視点が加わったのかもしれないと感じました。時を経てますます魅力的になっていたので、ぼくも新しい道を頑張ろう!と思いました。ありがとうございました。
(インタビュアー:田中太一朗さん)
午前の部の出番を終え、興奮冷めやらぬままインタビューに答えて下さったスピニングマスターズのお二人!たっぷりお話しいただき感謝感激でした!誠にありがとうございました。イベキャン+はこれからもスピニングマスターズのお二人を応援しています!
事務局(ライター):TANAKA
こちらは試作サンプルとして作成させていただいた記事です(インタビューは本物です)。まだ投稿システムに慣れない中で、どんなふうに仕上げようか試行錯誤しながら完成させた初めての投稿。今後は、こんなにボリューミーに書くことはありません。これは「最初で最後の特別長尺版」としてスピニングマスターズさんの芸人生を一読ください♪もともと芸の雰囲気も情熱的なお二人。芸に対するパッションもビシビシ感じられるインタビューになりました。
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