ミミヨリ情報

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1~5件 / 全424件

  • katsumi_channel

    2025/10/16 14:02
    • 現地開催
    • 有料

    現代に必要な「引き算の美学」

    突然ですが、
    能楽と精進料理は、どちらも「引き算の美学」で成り立ちます。
    また、足さずに素材や所作を活かし、
    沈黙と余白の中に深い味わいと美を見出す芸術でもあります。
    この二つは、まったく異なるジャンルに見えて、
    実は「引き算の美学」「余白の思想」「静けさの表現」という
    共通した美意識で深く結ばれていると思います。

    開催期間
    2025/11/18(火) 15:00 〜 2025/11/18(火) 17:00
    会場名
    イベントスペース「志」
    会場HP
    https://www.nagoya-nishio-noh.com/
    住所
    〒453-0055
    愛知県名古屋市中村区香取町1丁目29番地 SAMURAIBUILD2階
    ジャンル
    買う・食べる, 見る・きく・遊ぶ, 学ぶ・みがく

    能の舞台では、
    大きな感情表現や派手な動きは用いられません。
    沈黙、所作、間(ま)を通して、観る人の想像力に委ねる表現が主となります。
    例えば、能面は無表情でありながら、光の角度や動きによって笑っても泣いても見える。
    その「曖昧さ」が、逆に観客の心に深く訴えかけるものです。

    精進料理では、
    肉、魚などの素材を使わず、基本は植物性の食材のみで構成されます。
    味付けも極めて控えめに、塩や胡椒のみで野菜本来の甘みや香りを引き立てる。
    まさに「足さないことで深まる味わい」。
    これは、能における演出法に近い考え方です。

    能楽も精進料理も、
    その背景には禅の精神が息づいています。
    修行の一環としての調理や食事、そして自我を離れて役を生きる能の姿勢。
    どちらも「整える」「鎮める」「気づく」といった内面的な作用を重視しています。
    料理で心を整え、舞で世界を静かに語る。
    それは日常の中にある非日常のひとときとも言えます。

    このような「静かな美学」は、
    現代人が求めるマインドフルネスの源泉ともなります。
    能の「動かないからこそ伝わる」余白の時間。
    精進料理の「噛むたびに味が変わる」感覚。
    どちらも、五感を研ぎ澄まし、
    「今ここに心を澄ませるための間」を提供してくれるのです。

    足さないことで豊かになる、
    それが能楽と精進料理に共通する、
    日本の奥深い美意識。
    まるで、調味料を最小限にした野菜炒めのように、
    控えめな表現の中に、本質が浮かび上がるのです。

    ということで、能、
    野菜嫌いなあなたも、能、
    能・・食物繊維を摂るように、
    少しかじってみませんか。

  • しゃんぼ

    2025/10/13 00:00
    • 現地開催
    • 有料

    「赤福ぜんざい」10月18日から!

    「赤福氷」は2025年10月13日(月・祝)に今期分を終了し、10月18日(土)からは「赤福ぜんざい」が登場します。
    ※終了日未定

    開催期間
    2025/10/18(土) 10:00 〜 2026/03/31(火) 19:00
    会場名
    赤福茶屋
    住所
    〒-
    ジャンル
    買う・食べる

  • katsumi_channel

    2025/09/28 17:19
    • 現地開催
    • 有料

    「能」は 脳に ええんやで。。

    能の謡や所作は、
    呼吸・姿勢・集中・記憶・感情表現を総合的に刺激し、
    脳の活性化に繋がります。
    特に前頭前野や海馬の働きを促進し、
    認知機能の向上やストレス軽減、
    感情の安定など、
    現代的な「脳トレ」にも通じる効果があります。
    ということで、能で脳に栄養を。。

    開催期間
    2025/11/18(火) 15:00 〜 2025/11/18(火) 17:00
    受付期間
    2025/10/01(水) 〜 2025/11/04(火)
    会場名
    イベントスペース「志」
    会場HP
    https://www.nagoya-nishio-noh.com/
    住所
    〒453-0055
    名古屋市中村区香取29番地 SAMURAIBUILD2階
    ジャンル
    見る・きく・遊ぶ, 学ぶ・みがく, その他

    能の謡(うたい)は、
    深くゆったりとした腹式呼吸と、
    一定のリズムで行われます。

    これは瞑想やマインドフルネスに近い状態を生み出し、
    自律神経を整え、前頭前野を活性化します。
    現代ではこのようなリズミカルな呼吸が、
    脳のストレス軽減や集中力アップに効果があるとされています。

    そして能の台詞や謡は古語で構成されており、
    言葉の意味を考えながら正確に覚える必要があります。
    これは記憶力と理解力、注意力の向上に大きく関与します。
    また、身体の所作と連動させて覚えるため、「作業記憶」を強く刺激します。

    謡(声)と舞(身体)、
    そして面(表情)という、
    声・体・心の統合的な表現を行う能は、
    左脳(言語・論理)と右脳(感性・空間)を同時に活性化させる芸能です。
    このように全脳を使う活動は、脳の可塑性を高め、老化予防にも有効とされています。

    能は抽象的な表現を多用し、
    観客の「行間を読む力」や「感情の余韻」を大切にします。
    このような「間」や「幽玄」の世界を体験することは、
    共感力や感情の調整機能の発達に寄与します。
    セラピーや心理的リフレーミングの観点からも効果があると注目されています。

    能面をつけて演じるということは、
    「自分」を脱ぎ捨てて他者や霊的存在に成り切ることでもあります。
    これはユング心理学でいう「ペルソナ」や、仏教的な「無我」の体験にも近く、
    自分を客観的に捉えるメタ認知能力を鍛える機会となります。

    最近の研究では、伝統芸能(特に謡や舞のリズム)の体験が、
    高齢者の認知機能改善や、うつ症状の軽減に効果があるとされる結果も出ています。
    特に、音声の共鳴・呼吸法・記憶訓練が総合的に脳を刺激する点で、
    現代の「脳トレ」や芸術療法に通じる効果が期待されています。

    能は、芸術でありながら心と体と脳を同時に整える「総合的な脳のフィットネス」。
    静かな時間の中で、深く自分と向き合い、脳と心を豊かに育てる伝統の力が、
    いま改めて見直されています。

    いかがですか、少しでも気になった方は、
    能に関するお問い合わせ承ります。
    公式サイトからお気軽にご連絡くださいね。

  • しゃんぼ

    2025/09/27 10:15
    • 現地開催
    • 無料

    ヤマザキパン試食会

    ヤマザキパンの試食会

    開催期間
    2025/09/29(月) 10:30 〜 2025/09/29(月) 14:30
    会場名
    ヨシヅヤ名古屋名西店
    住所
    〒-
    ジャンル
    買う・食べる, その他

    1FYストア
    アイスクリームショーケース付近

  • katsumi_channel

    2025/09/25 08:23
    • 現地開催
    • 有料

    能の演目『羽衣』と韓国ドラマ『愛の不時着』、全く違うようで実は深~いところで繋がっている、「普遍性」という美意識。

    能の演目『羽衣』と韓国ドラマ『愛の不時着』は、
    異界からの「落下」と「邂逅」を描く物語。
    交差する命の一瞬と、帰れぬ切なさが幽玄に響き合います。
    一見まったく異なる時代とジャンルの作品ですが、
    実は「異なる世界に生きる者の邂逅と別れ」という
    普遍的テーマで深く繋がっているように思います。
    ということでこの2つを軽く考察してみます。
    能を身近に感じるきっかけになれば幸いです。

    開催期間
    2025/11/18(火) 15:00 〜 2025/11/18(火) 17:00
    受付期間
    2025/10/01(水) 〜 2025/11/04(火)
    会場名
    イベントスペース「志」
    会場HP
    https://www.nagoya-nishio-noh.com/
    住所
    〒453-0055
    名古屋市中村区香取町1丁目29番地 SAMURAIBUILD2階
    ジャンル
    見る・きく・遊ぶ, 学ぶ・みがく, その他

    『羽衣』では、
    天上界の天女が地上に舞い降り、羽衣を奪われて帰れなくなります。羽衣を返してもらう代わりに、地上で舞を舞い、再び天へ帰っていくという幻想的で儚い物語です。
    『愛の不時着』では、
    韓国の女性実業家がパラグライダーで北朝鮮に不時着し、現地の将校と出会います。彼らは南北という隔たりを超えて惹かれ合いますが、最終的に完全な「成就」ではなく、それぞれの立場に帰属していきます。

    ここでの両作の共通点は、

    ①【異世界への落下】 天女の<羽衣>と、ユン・セリの<パラグライダー>はどちらも「天から地へ舞い降りる」象徴と言えます。
    ②【境界を越えた出会い】 天と地、南と北という越えられない領域を一時的に超え、深く通じ合う関係が描かれます。
    ③【美と別離】 『羽衣』の舞と『愛の不時着』の静かな情感は、どちらも余白と沈黙の美=幽玄を感じさせ、別離によって関係性が完成します。

    どちらの作品も、成就しないからこそ、心に深く残る物語です。
    それは例えば、茶道で大切にする「余情残心」の世界であり、
    現代にも響く「普遍の美」と言えるでしょう。

    ということで、
    是非、11月18日(火)15時、中村公園あたりに不時着してみてください。
    能イベント開催してます。

    詳細は下記、

    愛知で能楽を普及する会
    ~名古屋 西尾 能楽講座~
    公式ホームページは
    「名古屋西尾能」で検索。

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